2022年 地域減災研究ワークショップ

地域減災研究ワークショップは,減災連携研究センターの研究員,特任教員,教員を指導教員とする学生,センターで実施している研究プロジェクトに関連する研究者,実務者が,地域減災研究に関連する最新の研究成果や調査結果を発表し,相互に情報交換,交流を図ることで,地域減災研究の体系化を目的に開催致します。

地域減災研究ワークショップ 目的

本ワークショップの開催目的は,減災連携研究センターに関わる研究者,実務者,学生が,産官学民連携により,南海トラフ地震など災害による地域の被害を軽減していくための理学,工学,人文・社会学,医学を基礎とする「地域減災研究」における研究成果の発表を通して,情報交換し議論することにより,地域減災研究の体系化に資することを目的に開催するものです。

2022年8月5日(金)

一般講演:12:30~18:40

オンライン交流会:18:40~20:00

プログラム

8月5日(金)

開会式:12時30分~12時40分

セッション1:水災害研究 【12時40分~13時40分】

  1. 明治用水頭首工大規模漏水によって起こりえたワーストシナリオの検討

○橋冨彰吾(名古屋大学)

  1. 豊川霞堤による流域治水およびその周辺地域の利用に関する研究に向けて

○髙橋大聖,富田孝史(名古屋大学)

  1. 河川整備と都市計画の連携に着目した実現可能な流域治水施策の検討

○山田拓実,廣井悠(東京大学)

セッション2:災害対応 【13時50分~15時10分】

  1. 市街地火災避難における最適な行動規範の検討

○釘崎理,廣井悠(東京大学)

  1. Quantifying the Benefits of Nature-based Solutions in Disaster Management: A Review of Literature

○MARTY Joeylyn Nato, HIROI U (University of Tokyo)

  1. 南海トラフ地震における水道事業体の応急給水活動への災害暴露評価

○瀧石さくら,平山修久(名古屋大学)

  1. 災害時の道路啓開に関する効率的戦略導出に資する研修ツールの開発

○倉田和己(名古屋大学),新井伸夫(日本気象協会)

セッション3:耐震建築・免震 【15時20分~16時40分】

  1. 10層鋼構造骨組におけるカーテンウォールセンシング技術を用いた建築耐震性能評価のための実験と解析

○金家良,鈴木里佳子(名古屋大学)

  1. 都市建物の確率論的性能評価手法を用いた地震時終局性能評価

○高谷和樹,太田和杜(名古屋大学)

  1. 鉄筋コンクリート造建物の耐震性向上の実験を再現する数値解析と終局確率論的性能評価手法

○浅井健志郎(名古屋大学)

  1. 動的加力実験に基づく免震用オイルダンパーの減衰性能に関する研究

○角空音,中村悠太,飛田潤, 福和伸夫(名古屋大学)

セッション4:地震・活断層研究,防災教育 【16時50分~18時30分】

  1. 地震危険度測定調査から見た帝都復興事業とその後の東京

○武村雅之(名古屋大学)

  1. MEMS地震計を利用した高密度地震観測網の展開

○斎藤侑賢,飛田潤(名古屋大学)

  1. 2016年熊本地震の地表地震断層周辺における地表変位解析

○山下日和(名古屋大学)

  1. 地域連携型災害対応を目指した基礎自治体間の事前検討過程の整理

○千葉啓広,野村一保,平山修久,福和伸夫(名古屋大学)

  1. 児童の経験と発想を生かした防災教育の実践 ‐災害発生のメカニズムに着目して‐

○長島雄介,阪本真由美(兵庫県立大学)

閉会式 18時30分~18時40分